よいアイデア発想に必要なこと

先日、毎年恒例となっているB2B企業を中心とした部長クラスマーケティング講座
担当し、自ら新商品・新規事業アイデアを出して、事業収支の試算をしてもらうという
プログラムを実施しました。

その中で、受講者の皆さんが一番心配していたのが、アイデア発想でした。

40歳以上の方々ですが、過去自分で新商品や新規事業のアイデアとかは
あまり出したことのない人たちなので、
「果たして、自分に新商品・新規事業のアイデアなんか出せるのか?」
と心配していたのです。

もともと人は心配しているとアイデアはでませんから、
安心してもらうために、事前にアイデアシートを1枚ずつ書いて来てもらって
いましたが、当日、グループになって集団発想法に取り組んでもらい、
アイデア出しをしてもらいました。

取り組む前に、事前に私の方から、以下のようなシートを見せて
アイデア出しのコツをお教えしました(下図)。

A・B2つのグループに分かれて取り組んでもらったのですが、
結果、以下の条件にマッチした雰囲気で進められた
Aグループの方が、1人平均6.2件
そうではないBグループの方が1人平均4.0件

以下の条件に合うようにアイデア発想を行ってもらった方が、
たくさんアイデアが出ることが分かりました。

はたで観ていて感じたA・Bグループの違いは、
Aグループの方がタイムキーピングをきちんと行っていて、
時間のケジメが付きやすかったたことと、
笑顔や笑いがでていたことでした。
やはり明るい雰囲気というのは大切ですね。

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